救急救命士に必要な勉強の大原則を4つ教えます

管理人も行きたい

国家試験対策の勉強法といえば、標準テキストをひたすら読んで、過去問を解いて、語呂合わせを覚えて。

大半の学生がこんな勉強スタイルで学んでいますよね。

でも、いざ救急救命士としてスタートした後は、この勉強方法は使えません。

未だに学生時代の勉強スタイルしか知らない人は速攻で忘れましょう。

その代わり、今回は救急救命士として必要な勉強の大原則を4つ紹介します。

ぶっちゃけ、今回の大原則さえ守っていれば、どんな分野でも使えます。

まず結論から言います。

■勉強の4大原則
1.本当に必要な参考書を買って熟読する
2.自分なりの雛形(フレーム)を作る
3.現場に出たつもりでイメトレをする
4.アウトプットする

ちなみに筆者は以前から4大原則に従って勉強していますが、これまで大して困ったことはありませんし、新しい分野の勉強を始めても挫折せずに続けることが出来ています。

1つずつ説明していきますね。

本当に必要な参考書を購入して熟読する

救急救命士のライセンスを取得してから、参考書は購入していますか?

コース受講のためのテキストではないですよ、参考書です。

自分のお金を使って本を買わない限り、これ以上の成長はあり得ません。

勿体無いとか、高いから、とか、本を買うことを躊躇している方はこれ以降の情報は必要ではないので、ページを閉じてもらっても構いません。

どうしても日本人の特性上、

情報=無料しかヤダ!

こんな考え方の人が多いですが、それは間違いです。

そもそも、情報や知識を持っている人は自分自身に投資(本を購入、セミナー受講など)をした結果、他の人にはない情報や知識を持っているんです。

苦労してわざわざ習得した情報や知識を無料で貰うなんて搾取でしかないです。

少し話が逸れましたが・・・

医療は日々進んでいますよね。

そしてファッションにもトレンドがあるように、医療業界にもトレンドが存在します。

なので、自分で情報検索をして新しい書籍を購入しなければ、救急救命士としての責務は果たせないと考えています。

標準テキストにも記載されていますよね。

救急救命士は自己研鑽に励まなければいけない、と。

で、ここからが大事なことです。

参考書は闇雲に購入するのではなく、しっかりと吟味して購入してください。

個人的な印象としては、「救急救命士のための〜」とか、「救急隊員のための〜」のようなキーワードがタイトルに含まれる書籍は買わない方が無難です。

基本的には記載されている内容も薄いです。

オススメなのは「医師向け」の本ですね。

検査や治療方法等も記載されていますが、その辺りは軽く流せばOK。

最も重要なのは、その疾患を疑った場合の問診事項、身体所見です。

救急救命士向けの書籍にはそこまで詳しく書かれていないことが多いです。

なので、書籍を購入するときは、医師向けの書籍を中心に購入してください。

自分なりの雛形(フレーム)を作る

本を読み流しただけでは知識の定着は不十分です。

ここからは、自分なりの雛形(フレーム)を作ります。

例えば、ショックについて自分なりのフレームを持っていますか?

仮に、高齢の方がショック状態を呈している場合、その原因検索や臨床推論まで行えますか?

顔面蒼白で橈骨動脈触知は弱く冷感著明。

意識レベルはJCS1桁。

心電図ではST変化はなし。

血圧は80/50mmHg、心拍数は120bpm。

頸静脈の怒張は認められず、本人からの主訴は「キツイ」のみ。

さあ、どうしましょう?

ここからが道の分かれ道です。

ショックに対するフレームを持っている方は、循環血液量減少性ショックに対する問診と観察を行うはずです。

そして循環血液量減少性ショックに含まれる疾患を知っておけば、それに対するクローズド・クエスチョンと身体観察に進みます。

このように、自分なりの雛形(フレーム)を持っていることで、傷病者の主訴が何であれ、極めて適切な活動と、それに基づく病院選定が可能になるはずです。

現場に出たつもりでイメトレする

ここまで来ると、疾患に対する知識、観察や問診すべき項目、そしてフレームを備える事が出来ているはずです。

次に行うのが「イメトレ」です。

頭の中に知識として備えていても、それを実際に傷病者に対して観察・問診するわけですから、実際の現場活動をイメージしておきましょう。

先ほどのショックの例が最もイメトレを行いやすいですね。

ショックですから観察と問診に割ける時間は限られています。

短い時間の中で効率よく行うためには、観察や問診の順番や聴取内容を予めイメージしておかないと時間延長という不利益が生じます。

知っている事と出来る事は違うこと。

救命士の学生は知識はあっても実際にはまだ動けません。

それと同じように知識を習得した段階では、それらを活用できませんから、普段からのイメトレが非常に大切です。

アウトプットする

学んだ知識や作り上げたフレーム、そしてイメトレによって得た活動スタイルを定着させるためにはアウトプットが必要です。

方法は何でもいいです。

例えば、

  • 後輩や同僚に教える
  • TwitterなどのSNSを活用する
  • ブログを書く

アウトプット=人に伝える事ですから、それなりの知識がないと厳しいですよね。

アウトプットするためには勉強が必要です。

そしてアウトプットするという作業によって、さらなる知識の定着化が図れます。

大抵の人はアウトプットすることに躊躇しますが、ぜひ頑張って発信してみてください。